フェザーリフトによるたるみ改善のメカニズム! | 東京・池袋サンシャイン美容外科
リフトアップ

フェザーリフトによるたるみ改善のメカニズム!

フェザーリフトは、特殊な糸を用いて顔の気になる場所をリフトアップする美容外科的手術の一種です。

手術とはいってもフェイスリフトなどと比べはるかに手軽であることから、人気メニューの1つとなっています。

そこで今回は、フェザーリフトによってたるみを取り除くメカニズムや、フェザーリフトのメリット、およびデメリットについて解説したいと思います。

フェザーリフトってなに?

リフトアップというと、従来は皮膚を切開した上、筋膜を引き揚げる方法が主流でしたが、最近はフェザーリフトやデュアルリフトといった、切開をともなわない施術が人気となっています。

では、フェザーリフトとはどのようなリフトアップ法なのでしょう。

特殊な糸を用いたリフトアップ法の一種

フェザーリフトは、体内で溶ける特殊な糸を用いておこなうリフトアップ法の一種です。

糸が体内で溶けるため、抜糸をする必要が無く、形成外科や美容クリニックに通院する手間を省けるのが特徴です。

フェザーリフトによるたるみ改善のメカニズム

フェザーリフトにも従来のフェイスリフトと同様の効果が期待できるのですが、フェザーリフトならではの効果もあるので紹介したいと思います。

たるんだ場所のリフトアップ

フェザーリフトに期待される最大の効果は、たるんだ場所のリフトアップです。

特殊な糸を皮下組織に挿入し、糸についているギザギザ部分で皮下組織を持ちあげ、気になる場所のリフトアップをおこないます。

細胞の活性化

フェザーリフトのような皮下に糸を挿入する治療の特徴が、細胞の活性化も期待できるということです。

これは従来のフェイスリフトにはなかった、糸を用いたリフトアップならではの効果と言えます。

皮膚は表皮と真皮、そして皮下組織からなっていますが、真皮にはエラスチンやヒアルロン酸などが存在しており、表皮を持ちあげています。

ところが、年齢とともにエラスチンやヒアルロン酸の産生量が減少するため、自然とお肌がたるんでくることとなる訳です。

フェザーリフトをおこなうと、糸が溶ける過程でエラスチンやヒアルロン酸の産生量が増加するため、一石二鳥の効果が得られるのです。

しかも、注射でエラスチンやヒアルロン酸を注入するよりも、効果の持続時間が長いことも分かっています。

フェザーリフトの施術の特徴

フェザーリフトの特徴は、手術時間が短い上に痛みが少なく、ダウンタイムも短いのが特徴です。

また、フェイスリフトに比べると安価なのも魅力の1つです。

フェザーリフトのメリットとデメリット

フェザーリフトにもメリットとデメリットがありますが、まずはフェザーリフトの数多いメリットについて見ていきたいと思います。

メリット

フェザーリフトには、従来の切開をともなうフェイスリフトに比べると、たくさんのメリットがあります。

手術時間が短い

切開をともなうフェイスリフトの場合、確実に効果を上げようとした場合、およそ5時間から6時間の手術時間が必要となります。

一方、フェザーリフトの場合、引き上げる箇所の数にもよるのですが、短くて15分から20分、長くても1時間前後で終わることがほとんどです。

適応部位が多い

フェザーリフトのメリットとしては、適応部位が多いこともあげられます。

フェイスリフトの場合、耳の後ろや髪の生え際を切開するため、切開した部分から遠い場所にはその効果が及びません。

ところが、糸を用いたフェザーリフトのような施術の場合、任意の場所を引きあげることが可能です。

そのため、ほうれい線やマリオネットラインなどに対しても効果を発揮します。

傷跡が目立たない

フェザーリフトをおこなう場合、糸を挿入するための穴をあけるだけなので、傷跡が目立たないというメリットもあります。

また、傷跡が小さいため、切開をともなうフェイスリフトのような術後の腫れが少なく、実際の施術時の痛みも少ないです。

抜糸が不要

フェザーリフトに用いられる糸は体内で自然に溶ける特殊な糸なので、抜糸をする必要がありません。

そのため、クリニックに通う回数が少ないというメリットもあります。

デメリット

フェザーリフトのような糸を用いたリフトアップの治療は、そもそも整形手術のように骨を削ったりまぶたを切開したりして、顔の形自体を変えるものではありません。

あくまでもたるみを除去して若返りを図る治療です。

そんなフェザーリフトには、以下のようなデメリットがあります。

切開する施術に比べると効果の持続期間が短い

フェザーリフトにはたくさんのメリットがあるのですが、切開をともなうフェイスリフトと比べた場合、効果の持続時間が短いというデメリットがあります。

ただ、その分だけ身体にかかる負担は少ないので、フェイスリフトとフェザーリフトのどちらが優れているかということは一概に言えません。

期待した効果が得られないことも

お肌のたるみやシワの状態は人によってさまざまです。

フェザーリフトをおこなうと、確実に若返りを図ることが可能なのですが、それが患者さんのイメージ通りとは限りません。

そのような齟齬を避けるため、当院では施術前にしっかりとしたカウンセリングをおこない、術後のイメージを共有した上で施術をおこなっています。

担当医の技量によって仕上がりに差が出る

フェザーリフトは身体への負担が少なく、治療時間も短いとても優れた治療法なのですが、仕上がりが担当医の技量に左右されることは避けられません。

その点、当院の院長は日本美容外科学会の認定医であり、20年以上に渡るキャリアを持っています。

フェザーリフトがおすすめの人

リフトアップのやり方はいろいろありますが、フェザーリフトに関しては以下のような方におすすめと言えます。

手術はしたくない人

「リフトアップには興味があるけど、切開するのは怖い」という方にとって、フェザーリフトはおすすめのリフトアップ法と言えます。

時間がない人

仕事に忙しくて時間が無いという人にもフェザーリフトはおすすめです。

フェイスリフトの場合、手術に5~6時間を要するだけでなく、腫れが引くまでに1週間から2週間ほどかかります。

これでは週末しか休みが取れないような方には、なかなかハードルが高いと言えます。

フェザーリフトは数十分程度で終わる上、腫れも少ないので時間を取れない方におすすめです。

周囲にばれたくない人

フェイスリフトをおこなうと、顔が明らかに腫れてしまうため、手術をしたことが周りに分かってしまいます。

フェザーリフトにはそのような心配がほとんどありません。

代表的なフェザーリフト

フェザーリフトには大きく分けて、「ハッピーリフト」「アプトス」「シルエットリフト」といった3つの代表的な施術法に分類されます。

それぞれの特徴について簡単に説明します。

ハッピーリフト

ハッピーリフトには、「PDO Polidiossanone(生分解性ポリマーε-Caprolactone)」と呼ばれる、体内で溶ける糸が用いられます。

一年ほどで体内に吸収されますが、エラスチンやコラーゲンの産生量が増加するため、糸が溶けた後も美肌効果が継続します。

アプトス

アプトスの施術には、ポリプロピレン製の特殊な糸が用いられます。

1本あたり2分から3分で挿入でき、手術時間の短いのが特徴です。

シルエットリフト

シルエットリフトに用いられる「コーン」と呼ばれる糸は、従来の糸のようにギザギザが付いていません。

そのため、担当医の技量に関わらず、一定の効果を期待できるのが特徴です。

まとめ

フェザーリフトには、従来のフェイスリフトに比べるとお肌への負担が少なく、時間が無い方にとってもおすすめのリフトアップ法と言えます。

最近では担当医の技量に左右されない特殊な糸も現れてきているので、失敗のリスクを恐れずに施術を受けることが可能となっています。

ただ、いずれにせよお肌に傷をつけることには変わりないので、しっかりと担当医の話を聞いた上で、納得して施術を受けることが重要です。

監修者情報 院長の画像

医療法人社団 栄真会

池袋サンシャイン美容外科

院長

日本美容外科学会正会員・認定医
日本美容外科医師会正会員
日本抗加齢医学正会員

95年 聖マリアンナ医科大学卒業
03-06年 医療法人博済会鈴木病院 美容外科外来開設
06年 池袋サンシャイン美容外科開設

0120-331-244

受付時間:10:00~19:00(完全予約制)

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