ニキビは青春のシンボルなどと言われており、思春期を迎えると多くの方にニキビができるものです。
ただ、ニキビを手でつぶすなどした場合、醜いニキビ跡が残ってしまうこともあります。
また、思春期を過ぎるとニキビは吹き出物と呼ばれ、大人にとっての悩みにもなります。
そこで、ニキビや吹き出物ができる原因や、ニキビ跡の治療法についてみていきたいと思います。
そもそもニキビができる原因とは?ニキビ跡が残る理由までご紹介
ニキビ跡をキレイになくす方法についてご紹介する前に、そもそもなぜニキビができるのか、また、ニキビ跡が残るのはなぜなのかについて見ていきたいと思います。
ニキビができる原因について
私たちの体毛は毛穴から生えていますが、毛穴の内部には皮脂腺と呼ばれる器官が存在しています。
皮脂腺から分泌された皮脂は私たちの表皮を覆い、外部の刺激から肌を守ってくれています。
ところが、皮脂が何らかの理由によって毛穴の内部に詰まってしまうと、それを餌として繁殖する細菌(アクネ菌)が増殖し、毛穴の内部に炎症を起こしてしまいます。これがニキビのできるメカニズムです。
毛穴が詰まってしまう原因はいくつかありますが、その最大の原因として、ターンオーバーの周期が異常になることがあげられます。
ターンオーバーとは皮膚の新陳代謝のことで、表皮の基底層で作られた角層が、表面へと押し上げられ、やがて垢となって剥がれ落ちるまでの周期を意味します。
この周期が、ストレスや誤ったスキンケア、乱れた食習慣などが原因でターンオーバーの周期が崩れると、本来であれば剥がれ落ちるべき角層が表皮にとどまってしまい、皮脂の分泌を妨げる結果となるのです。
ニキビ跡が残ってしまう理由について
正しくケアをすれば、ニキビはキレイになくなってしまうものなのですが、雑菌のついた手でニキビに触れたり、ニキビをつぶしたりすることにより、毛穴の内部構造に異常を生じることがあります。
また、ニキビにともなう膿を出した場所に、色素沈着がおこるケースもあります。
このようにして、いつまでも残るニキビ跡ができてしまうのです。
薬を塗ってもなかなか消えないニキビ跡…改善しない原因をご紹介
ニキビができた場合、市販薬で対処するケースもあると思います。
もちろん、それでキレイになることもあるのですが、ニキビ跡ができた場合、市販薬での改善は困難です。
では、なぜ薬を利用してもニキビ跡が改善しないのでしょうか。
塗り薬では色素沈着や傷跡になってしまった跡は改善できない
一般的に、市販薬や皮膚科で処方される治療薬には、ニキビにともなう化膿を抑える目的があります。
ただ、ニキビができた場所には、化膿以外にもいろいろな現象が同時に起こっています。
例えば、ニキビができた場所には赤みが生じたり、ケロイドが発生して皮膚が盛り上がったりします。
また、ニキビ跡の原因でもある色素沈着が起こっているケースもあります。
そのようないろいろな症状を、治療薬で抑えることは基本的にできないため、ニキビ跡が改善されないことが考えられます。
定期的な治療ができていない
先ほど、私たちの皮膚が生まれ変わるのはターンオーバーが起こるからだと説明しました。
一般的に、ターンオーバーの周期は、およそ年齢×1.5日とされています。
例えば20歳の方にニキビができた場合、正しく対処すればおよそ1ヶ月で改善がみられることとなります。
それが30歳になると、ニキビが治るまでに1ヶ月半を要するようになります。
後述するように、ニキビをしっかりと治すためにはレーザー治療が最適です。
ところが、保険診療で安く済ませようと治療した場合、なかなか治らずに定期的な治療をストップしてしまうことが少なくありません。
そのため、ニキビが治るまでに時間がかかってしまうだけでなく、ニキビ跡ができるリスクも増してしまうのです。
レーザー以外の治療ではなかなか治りきらないことも
表面上ニキビが目立たなくなっても、皮膚の内部にはアクネ菌が存在しています。
そのため、同じ場所にニキビが再発することも珍しくありません。
そして、同じ場所にニキビができ続けることで、ニキビ跡のリスクも増してしまうのです。
ニキビやニキビ跡を根本から改善するためには、レーザー治療をしっかりとおこなうことが重要です。
傷跡や内出血、痛みの心配がいらない当院の最新ニキビ跡治療について
ここまでの解説でご理解いただけたことと思いますが、たかがニキビと高を括っていると、その後、ニキビ跡に悩まされないとも限りません。
そのため、池袋サンシャイン美容外科では、最新のレーザー治療をおすすめしています。
最新レーザー治療~スターラックス1540~の効果、特徴について
当院では、最新鋭のフラクショナルレーザー治療器である、スターラックス1540を用いて、ニキビやニキビ跡の治療をおこなっています。
スターラックス1540は従来のフラクショナルレーザー治療器と比べ、はるかに痛みや内出血などのリスクが少なく、なおかつ傷跡を残すリスクも少ないのが特徴です。
スターラックス1540のヘッドには目で見えないほどの小さな穴が開いており、そこから無数のレーザーをニキビやニキビ跡に向かって照射します。
それによってできた小さな傷が治る過程で、プルプルとツヤのあるお肌に生まれ変わることが期待できるのです。
通院時間やダウンタイムについて
手術時間 | 両頬:40分 顔全体:60分 |
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通院回数 | 通常は5セットを1クールとし、1ヶ月に1回のレーザー照射をおすすめしています。 |
痛み | 従来のフラクショナルレーザー治療器に比べると痛みは少ないですが、人によっては日焼け後のような腫れ感を覚える方もいらっしゃいますが、通常は2~3時間でそのような感覚は消失します。 |
麻酔 | 痛みに弱い方には、表面麻酔(約15分程度)をお勧めしています |
その他日々の生活について | 術後当日でも入浴やメイクなど可能 |
治療後の注意点やケアについて
スターラックス1540は痛みの少ないレーザー治療器であるため、麻酔をしなくても施術が可能です。
治療後には、次のようなことに気を付けて日常生活を送っていただいております。
また、治療後すぐのメイクはおすすめしておりません。
その後、剥がれ落ちるべき角質によって皮膚がザラザラとしますが、1週間ほどするとツルツルになってきます。
医師でなければ処方できない生のプラセンタを用いることで、皮膚の修復を促進し、潤いのある肌へと生まれ変わらせることが期待できます。
まとめ
ニキビや吹き出物は誰にでもできる可能性があるものですが、人によっては残ってしまったニキビ跡にお悩みのこともあると思います。
基本的にニキビ跡は傷跡なので、薬やクリームなどで改善することは困難です。
そのため、ニキビやニキビ跡には、皮膚を再構築する治療法である、レーザー治療をおすすめしています。
カウンセリングは無料でおこなっていますので、気になることがありましたらなんでもお気軽にご相談ください。
監修者情報
医療法人社団 栄真会
池袋サンシャイン美容外科
院長 鈴木 栄樹
日本美容外科学会正会員・認定医
日本美容外科医師会正会員
日本抗加齢医学正会員
<院長略歴>
95年 聖マリアンナ医科大学卒業
03-06年 医療法人博済会鈴木病院 美容外科外来開設
06年 池袋サンシャイン美容外科開設