スレッドリフトは失敗しやすい?失敗しないための病院選びについて

2020.08.05 更新
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頬のたるみやほうれい線を目立たなくさせる美容外科的な手術として、フェイスリフトと呼ばれる技法がヨーロッパでは古くからおこなわれてきました。

ただ、顔にメスを入れる技法であるため、抵抗があるという方もいらっしゃると思います。そんな方にお勧めなのが、特殊な糸を用いたスレッドリフトと呼ばれる技法です。

ただ、スレッドリフトをおこなった方の中には、満足いく結果とならなかった方も少なくありません。では、スレッドリフトは失敗しやすい技法なのでしょうか。

糸(スレッドリフト)は失敗しやすい?よくある失敗例

スレッドリフトは、医療用の特殊な意図を用いて、顔の筋肉(表情筋)を持ち上げるリフトアップ法の一種です。メスを使わない手術であることから女性に人気なのですが、たまにひどい失敗がみられるということです。では、どんな失敗例があるのでしょうか。

左右で仕上がりが異なっている

スレッドリフトは、皮下に医療用に糸を挿入し、筋膜ごと持ち上げるリフトアップ法なのですが、左右同じように施術がおこなわれなかった場合、左右の仕上がりがいびつになってしまうことがあります。

そもそも人間の顔は完全に左右対称というわけではありませんし、顔の筋肉のつき方も左右で異なっているものです。

そのような点を十分に加味して施術がおこなわれなかった場合、不自然な仕上がりとなるリスクが増します。一般的にスレッドリフトをおこなった後は若干の腫れがみられるため、左右で仕上がりが違って見えることもあります。

ただ、3ヶ月から4か月以上が経過しても、顔の左右を比べた際に違和感がある場合、施術が失敗している可能性もあります。

効果が感じられない

スレッドリフトの失敗例としては、施術をおこなったのにも関わらず、効果が感じられないということもあげられます。

スレッドリフトに限らず、美容外科的な施術をおこなう場合、入念なカウンセリングをおこない、仕上がりについても患者様とじっくり話し合って決めるものです。

ところが、経験の浅い医師の場合、患者様の意図を十分にくみ取ることができず、患者様の望むような結果を出せないケースがあります。

顔が引きつってしまう

スレッドリフトは、特殊な糸を使って、顔の筋肉を引き上げる施術であるため、施術をおこなってからしばらくは、顔が引きつるような感覚をともなうことも珍しくありません。

ただ、あまりにも引き上げ効果が強かった場合、顔が引きつる感じも強くなります。通常であれば施術をして3ケ月から4か月ほどすると引きつり感もおさまるものですが、それ以上引きつった感覚が続くようであれば、施術に失敗したのかもしれません。

髪の毛が抜け落ちてしまう

スレッドリフトの失敗例としては、糸を挿入した場所の髪の毛が抜け落ちるということもあげられます。

髪の毛が抜けてしまう原因としては、施術の際に糸を挿入する場所の毛根まで切断してしまったことや、施術によって局所の血行不良を招いてしまったことなどがあげられます。

糸が透けて見えてしまう

皮膚に挿入した糸が見えてしまうことも、スレッドリフトの失敗例の1つです。皮膚が薄い方に太めの糸を用いたり、医師の技量が低かったりすることで、このような失敗が起こります。

また、挿入した糸がしっかりと固定されていない場合、施術後に糸が出てきてしまうような失敗例もあります。ただ、拒絶反応によって糸が出てくるケースもあり、一概にすべてが失敗とは言えません。

糸リフトの失敗理由

糸リフト(スレッドリフト)はメスを使わない施術法なので、手軽にできるのがメリットです。ただ、上記のような失敗の報告が絶えないのも現実です。では、なぜ糸リフトの施術に失敗してしまうのでしょう。

医師の技量不足

糸リフトに失敗するもっとも単純な理由としては、医師の技量が不足していることがあげられます。医師の施術経験が浅いと、患者様1人1人の筋肉や肌の状態を把握しきれず、結果として失敗してしまうことが少なくありません。

糸の選択を誤っている

糸リフトにはミントリフトやアプトス(フェザーリフト)、純金の糸などさまざまな糸が用いられますが、糸の選択を誤ることで十分な効果が得られなかったり、糸が透けて見えたりといった失敗につながります。

コミュニケーション不足

糸リフトの施術をおこなう前には、しっかりとカウンセリングをおこない、仕上がりについて納得いただいたうえで、実際の施術をおこないます。

ところが、医師のイメージする仕上がりと、患者様のイメージする仕上がりとにズレがあった場合、患者様にとって納得のいく結果とならず、失敗したと捉えられてしまいます。これも医師の経験不足によってもたらされる失敗といえるでしょう。

池袋サンシャイン美容外科のスレッドリフト

池袋サンシャイン美容外科では、上記のような失敗を極力なくすために、以下のような施策をおこない、患者様に最大限の美容効果を実感していただいています。

MWデュアルリフトを採用

スレッドリフトは手軽に受けられる美容外科的な施術である反面、切開をともなう施術に比べると、効果が長続きしないというデメリットを抱えています。

そのデメリットをカバーするために開発された技法が、MWデュアルリフトと呼ばれる施術法です。一般的なスレッドリフトは、皮下に筋肉を持ち上げるための糸を数本挿入しますが、MWデュアルリフトの場合はそれだけではありません。

筋肉を持ち上げることでリフトアップされた皮膚を、さらに別の糸で固定することで、引き上げ効果と、自然な仕上がり効果を出しています。

また、皮膚に挿入される糸は生体分解ポリマーから作られているため、およそ1年半たつと体内に吸収されてしまいます。

ただ、糸が吸収された後も、糸を挿入した部分ではコラーゲンの産生が促進され続けるため、弾力のある美しい肌へと改善していくことが期待できます。

専門のカウンセラーが常駐

スレッドリフトは女性だけでなく、男性の患者様も受けられる施術法ですが、やはり女性の患者様に多くお越しいただいております。

そのため、当院では女性のカウンセラーが常駐して、男性の医師には相談しにくい細かなお悩みまでしっかりと聞き取り、施術に反映しています

また、実際の手術の流れや、施術後の経過、および日常生活の過ごし方など、患者様に分かりやすいよう、しっかりとご説明しております。

経験豊富な医師が施術を担当

スレッドリフトに失敗してしまうのは、医師によるカウンセリング不足や、そもそもの医師の技量不足によるところが大きいといえます。

当院の医師は日本美容外科学会の認定医でもあり、20年以上にわたり美容に関するさまざまな施術の経験を積んできております。そのため、安心して施術を受けていただくことができます。

まとめ

スレッドリフトは、メスを使わない施術法であり、比較的気軽に受けていただける美容外科的な施術でもあります。

ただ、経験不足の医師が施術をおこなった場合、思ったような結果が得られないこともあります。そのため、実際の施術を受ける前に、しっかりとカウンセリング受け、信頼に値する医師のもとで施術をおこなうことが重要です。

当院では施術の前に入念なカウンセリングをおこない、患者様のご希望通りの仕上がりを実現していきます。あなたのかかりつけの美容外科医となれるよう努力しておりますので、何か疑問がございましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。

監修者情報

医療法人社団 栄真会
池袋サンシャイン美容外科

院長 鈴木 栄樹

日本美容外科学会正会員・認定医
日本美容外科医師会正会員
日本抗加齢医学正会員

<院長略歴>
95年 聖マリアンナ医科大学卒業
03-06年 医療法人博済会鈴木病院 美容外科外来開設
06年 池袋サンシャイン美容外科開設