顔のリフトアップの効果
美容外科やクリニック、美容整形などでおこなわれるフェイスリフトアップには、主にリフトアップ効果やほうれい線の解消、小顔効果などが期待されています。では、それぞれについて詳しくみていきましょう。
そもそもリフトアップとは?
そもそもリフトアップには車を改造し、車高を上げるという意味がありますが、美容業界では、加齢や肥満などが原因で垂れてしまった場所を持ち上げる施術を意味します。
フェイスリフトはその名の通り、垂れさがってしまった顔を持ち上げる施術のことを言います。主にたるみやむくみ、シワなどを改善する目的でおこなわれるのが一般的です。
ほうれい線の解消
年齢とともに頬の部分がたるんでくると、いわゆる「ほうれい線」を形成することとなります。フェイスリフトをおこなうと、女性にとって気になるほうれい線の解消につながります。
顔のラインが小さくなり小顔効果
顔が実際よりも大きく見えてしまう大きな原因として、顔のむくみやたるみがあげられます。フェイスリフトをおこなうと顔のむくみやたるみを解消することができるため、小顔効果も期待できます。
見た目が若く見える
「机の上に鏡を置いて、上からのぞいた時の顔が10年後の顔」などと言われるケースがありますが、リフトアップにはそれとは反対の効果が期待されています。
つまり、むくみやたるみによって老けて見える顔を、リフトアップによって、若々しく見せることが可能となるわけです。
フェイスリフトアップの方法
顔のむくみやたるみの原因がさまざまなら、フェイスリフトアップの方法もいろいろです。そこで、顔のむくみやたるみの原因別に、フェイスリフトアップの方法をご紹介したいと思います。
保湿の徹底
皮膚にとってもっとも避けたいことの1つが乾燥です。乾燥した皮膚は柔軟性を失い、ハリのないお肌になってしまいます。それが老けて見えてしまう要因ともなります。
皮膚が乾燥する最大の原因が、保湿が十分に足りていないことです。冬場に皮膚が乾燥しやすいのも、大気が乾燥しているからです。そのため、日ごろから保湿を徹底することが重要です。
保湿というと、化粧水や美容液でのスキンケアをイメージされる方が多いと思いますが、それだけでは十分とは言えません。
というのも、お肌に潤いを与えることと、潤いを閉じ込めることとは別問題だからです。洗顔すると皮膚にとって必要な水分と油分が失われるため、化粧水や美容液で保湿することはもちろん重要です。
ただ、化粧水や美容液を塗布しただけでは、いずれ気化してさらなる乾燥を招いてしまう可能性が高いのです。そのため、水分の上から油分でコーティングすることが欠かせません。
コーティングをするのに効果的なコスメが、乳液やクリームです。「乳液やクリームを使うとべたつくから…」と嫌がる方もいらっしゃいますが、油分が肌を守ってくれることも知っておくべきでしょう。
マッサージ
顔がむくんだりたるんだりする原因の1つとして、顔の筋肉の緊張があげられます。いわゆる表情筋が緊張することによって、血行が悪くなり、その結果としてむくみやたるみが出やすくなるのです。
眉毛の間の筋肉や鼻の頭の筋肉が硬くなると、眉間の縦ジワにつながりますし、頬の筋肉が硬くなると、ほうれい線やゴルゴラインのリスクが高くなります。また、あご周りの筋肉が硬くなることで、二重あごのリスクも高くなります。
そのようなリスクを回避するためには、表情筋をマッサージするのがおすすめです。眉間や鼻の頭に関しては、化粧水や乳液を塗るときに、縦ジワをなくすイメージで下から上へとマッサージするのがおすすめです。
頬の筋肉は、いわゆる頬骨に向かって親指の先をあてがい、左右に移動しながら軽く圧迫するとよいでしょう。
あごの筋肉も両方の親指の先をエラの下へ差し込み、あごの先端へ向かって刺激しながら往復するとよいでしょう。コツはあくまでも気持ちよい範囲でおこなうことです。お風呂に入った後にマッサージをすると、さらにリフトアップ効果が期待できます。
顔面体操
顔のむくみやたるみの原因としては、表情筋の衰えもあげられます。女優さんやモデルさんが美しいのは、もちろんスタイリストさんのおかげもあるのですが、一般の方と比べて表情の変化に富んでいる=表情筋をよく使っているからでもあります。
そのため、日ごろから適度の表情筋を使うよう意識することが重要です。表情筋をエクササイズする簡単な方法としては、顔面体操がよく知られています。
顔面体操のやり方はとても簡単で、口を大きく「あ・い・う・え・お」の形に開くだけです。特に「い」の口と「え」の口の時に口角を思い切って上げることで、効率よくリフトアップにつなげることが可能です。
クリニックでの糸リフト治療
ここまで自宅でできるフェイスリフトアップの方法について紹介してきましたが、ある程度、たるみがひどくなってしまった場合、自分ではどうしようもないケースも出てくると思います。そのような場合、クリニックで治療するのが効果的です。
かつてはフェイスリフトというと、顔に大きくメスを入れる方法が主流でしたが、最近では医療用の糸を利用し、局所をピンポイントで持ち上げる糸リフトが人気となっています。
傷口が小さく目立たないのが特徴で、手術後のダウンタイムが短いのも嬉しいポイントです。ただ、医師の技量に大きく左右される治療法でもあります。
池袋サンシャイン美容外科におけるフェイスリフトアップ
池袋サンシャイン美容外科では、デュアルリフトと呼ばれる方法を用いて、フェイスリフトアップを実現しています。
デュアルリフト
デュアルリフトは美容大国でもあるお隣の韓国で発明された画期的なリフトアップ法で、当院ではその手法にさらに当院独自の工夫を加え、さらにリフトアップ効果を高めています。
デュアルリフトは特にたるみを改善するのに効果的な治療法で、老若男女を問わず、多くの方が当院のデュアルリフトの施術を受けられています。
デュアルリフトの施術に用いられる糸は、体内で自然に溶けるため、一般的な外科的手術のように抜歯をする必要がありません。
また、糸が溶けた後も患部ではコラーゲンの産生が活発におこなわれるため、長期にわたって美容効果を持続することが期待できます。
まとめ
顔のむくみやたるみや突然起こるものではなく、長年の生活習慣や食習慣、運動習慣の結果として現れるものです。そのため、フェイスリフトアップには長い月日を要するのが一般的です。
ただ、当院のデュアルリフトであれば施術にかかる時間が短く、従来の手術療法のように傷跡が目立つこともありません。
体内で糸が溶けた後もコラーゲンの産生が活発に起こるため、いつまでも若々しいお肌を維持するのにおすすめです。お顔のむくみやたるみが気になる方はぜひ、当院までお気軽にご相談ください。
監修者情報
医療法人社団 栄真会
池袋サンシャイン美容外科
院長 鈴木 栄樹
日本美容外科学会正会員・認定医
日本美容外科医師会正会員
日本抗加齢医学正会員
<院長略歴>
95年 聖マリアンナ医科大学卒業
03-06年 医療法人博済会鈴木病院 美容外科外来開設
06年 池袋サンシャイン美容外科開設