化膿したニキビの対処方法とは?膿を放置するとどうなる?

2020.06.30 更新
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「ニキビから膿が出てきてしまった」「どのように対処すればいいのか分からない」という方に向けて、ニキビから膿が出る原因や対処方法をご紹介します。

ニキビが化膿した場合、ピンセットや爪などで潰してもよいのでしょうか?気をつけるべきポイントも同時にご説明していきますので、どのように対処すればいいか分からないという人は参考にしてみてください。

ニキビから膿が出る原因とは

ニキビから膿が出てくるのはどうしてでしょうか?その原因をご説明します。

赤ニキビが悪化したのが黄ニキビ

ニキビは段階によって色や形状が変化していきます。

初期段階の白ニキビから、黒ニキビ、赤ニキビ、黄ニキビという段階を踏んで変化していくのが一般的です。

ニキビから膿が出ている状態は「黄ニキビが悪化している」ものになります。

ホルモンバランスが乱れて皮脂が過剰分泌されたり、乾燥によって角質が固まっていたりすると、皮脂が毛穴で詰まってしまい、炎症を引き起こしてできたものが赤ニキビです。

さらに赤ニキビがブドウ球菌という細菌によって悪化すると、膿が溜まって黄ニキビになります。

黄ニキビの症状

膿とは細菌と戦った白血球の残骸や死んだ細菌などを含んだ液体のことを指します。

ニキビが炎症を起こして黄ニキビとなるため、かゆみや痛みを伴うことがあり注意が必要です。

炎症が悪化して化膿してしまうと、炎症の治りが遅くなるだけでなく、周辺に感染が広がってしまうこともあります。

かゆみが酷くなり「炎症部分を思わず引っ掻いてしまった」など炎症部分にむやみに触れると悪化してしまうので気をつけましょう。

ニキビの膿は放置するべき?

ニキビが黄色になり、膿が溜まってしまった場合どのように対処すればいいのでしょうか。

ニキビが化膿したときは「自分で無理に潰そうとしない」ことが大切です。

自分で無理に潰そうとしてしまうと、炎症が悪化したり、不衛生な状態になったりなどのリスクが伴います。

そのためニキビの膿を処理する場合は清潔な状態で正しい措置方法を用いることが必要です。

引っ掻いてしまうなどニキビを必要以上に触らないようにしましょう。

ニキビが化膿したときのNG行為

ニキビから膿が出てきたときのNG行為をご紹介します。

自分で潰す

膿を出そうとしてニキビを潰そうとする人が多くいますが、自分で潰すのは非常に危険な行為です。

炎症部分に刺激を与えることで回復が遅れてしまうだけでなく、爪やピンセットなどで周辺を傷つけてしまうとニキビの跡が残りやすくなってしまいます。

ニキビ跡になってしまうとニキビ以上に直すのに時間や手間がかかってしまうのです。

過剰なケアを行う

ニキビを改善しようとして過剰なケアを行うのは避けましょう。

例えばスクラブ剤や洗顔ブラシを使用したケアは肌への刺激が強すぎて逆効果です。

炎症が起きているときは特に肌を傷つけないように優しく洗顔やスキンケアを行うようにしてください。

泡立てネットなどを利用してしっかりと洗顔フォームを泡立てることが大切です。

乾燥させる

肌を乾燥させてしまうと角質が固くなり、毛穴に皮脂が詰まりやすくなってしまいます。

皮脂が毛穴に詰まることはニキビができる原因の一つです。

ニキビが増加してしまうとアクネ菌と呼ばれる細菌も増加し、肌の環境が悪化してしまいます。

肌のターンオーバーの周期を崩さないためにもしっかりとスキンケアを行いましょう。

ニキビが化膿したときのケア方法

ニキビが化膿したときはどのようにケアを行えばいいのでしょうか。

ケア方法を詳しくご紹介します。

自然治癒力で直す

ニキビは傷つけたりして炎症が悪化しない限りは自然と改善していきます。

しかし、かゆみに耐えられず引っ掻いてしまったり、膿を無理矢理出そうとしたり、間違ったケアを行うと治りが遅くなり、ニキビ跡になってしまうのです。

そのため自然治癒力によってニキビを改善する場合には正しいケアを行う必要があります。

生活習慣を見直すことも大切

生活習慣を見直すことはニキビを根本的に改善するのに非常に大切なことです。

例えば肌のターンオーバーは睡眠中に行われるのですが、睡眠時間が足りていないと肌が再生する時間が少なくなってしまいます。

さらにニキビを改善するために必要な栄養素が足りていないと、炎症が改善されないため栄養バランスの整った食事を心がけるようにしましょう。

保湿をこまめに行う

ニキビを改善するためには肌のターンオーバーが正しい周期で行われる必要があります。

肌環境を改善するために保湿ケアを行うようにしましょう。

化粧水や乳液の中には保湿成分が豊富に配合されたものが販売されています。

また、ニキビ肌用の美容クリームなども活用して肌の改善を目指しましょう。

クリニックで治療を受ける

自分で正しいケアを行えるか不安な人は病院やクリニックで専門家のもとで治療を受けるようにしましょう。

自分では判断できないニキビの状態を判断し、状態に合わせた薬を処方してもらうことができます。

さらにニキビに関して不安なことや悩みがあるときに、正しいアドバイスや相談できる人がいることは嬉しいポイントです。

「ニキビがなかなか治らない」「ニキビが悪化して化膿してしまった」という人は病院に足を運んでみてください。

池袋サンシャイン美容外科でニキビ治療

池袋サンシャイン美容外科はニキビやニキビ跡を治したい人に向けた治療を行なっています。

「化粧でニキビを隠そうとしてより悪化してしまった」「ニキビのせいで自分に自信が持てない」とお悩みを抱えている人はクリニックでの治療がおすすめです。

ニキビを本気で治したいという思いに寄り添い治療を進めていきます。

スターラックスによるレーザー治療

スターラックス1540という機械を用いて治療を行うことでニキビやニキビ跡の改善を目指します。

レーザー治療により毛穴が引き締まり、コラーゲンが再生され美肌へと生まれ変わるのが嬉しいポイントです。

痛みが少なく麻酔を使用しなくても治療を行うことができます。

まとめ

今回の記事では「ニキビから膿が出てきてしまった」「化膿してしまったときの対処方法は」と不安や疑問を抱えている方に向けて、ニキビの改善方法や気をつけるべきポイントをご紹介しました。

ニキビに膿が溜まってしまったときに無理矢理自分で潰そうとすると、炎症が悪化してしまい、ニキビ跡になったり、治りが遅くなってしまう可能性があります。

清潔な環境で正しい処置を行うことが大切です。

改善がなかなか見られない人は病院やクリニックで専門家の元で治療を行うようにしましょう。

監修者情報

医療法人社団 栄真会
池袋サンシャイン美容外科

院長 鈴木 栄樹

日本美容外科学会正会員・認定医
日本美容外科医師会正会員
日本抗加齢医学正会員

<院長略歴>
95年 聖マリアンナ医科大学卒業
03-06年 医療法人博済会鈴木病院 美容外科外来開設
06年 池袋サンシャイン美容外科開設