自分でタトゥーを除去するのは危険?安全な解決方法をご紹介

2020.06.30 更新
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「タトゥーを除去したいけど自分でできるの?」「タトゥーの安全な除去方法とは?」と不安や疑問を抱えている人に向けて詳しくご紹介します。

タトゥーを自分で除去するのは危険なのでしょうか?安全な除去方法も同時にご紹介しますので、お悩みの方は必見です。

タトゥーを自分で除去するのは危険

結論を述べるとタトゥーを自分で除去するのは危険です。

消し方ごとに危険である理由をご説明していきます。

根性焼きで除去する

ワンポイント程度の小さいタトゥーであれば、あえて火傷させて消そうとする人がいますが、極めて危険な行為です。

タトゥーを自分で除去する際に痛みが伴います。

さらに衛生環境が良くなく感染症にかかる可能性があるためリスクが伴う除去方法です。

また、綺麗にタトゥーを消すことは難しく、火傷跡が逆に目立つようになってしまいます。

タバコなどを使用して皮膚を火傷させてタトゥーを除去させる方法は絶対に避けましょう。

削って除去する

塩とやすりを使用し、削ってタトゥーを除去する方法がインターネットなどで見られますが、非常に危険な行為です。

やすりで皮膚を削った後、塩を揉み込む方法ですが、非常に劣悪な痛みが伴います。

「家であるもので簡単に削れる」という言葉を信用してはいけません。

感染症にかかるリスクや傷跡のケアなどを考慮すると決して「簡単」ではないです。

結局はケアを行う必要があるので手間がかかります。

クリームで除去する

タトゥーの除去クリームを入手してクリームで除去を行おうとする人がいます。

しかし、クリームにどのような成分が含まれているか、本当に安全であるか、副作用はないかなど、クリームを使用する前には非常に慎重になる必要があります。

また即効性はなく、かなり多大な時間を要することになり、効果があまり実感できないでしょう。

化学製品を使用する

硫酸や塩酸、水酸化ナトリウム水溶液やフッ化水素酸などは皮膚を溶かすほどの強力な化学製品です。

一般人は危険なので入手することがほとんど不可能です。

稀に手に入るような機会があっても、皮膚を溶かして火傷状態にするということは激痛を伴い、傷跡が残ってしまいます。

化学製品を使用してタトゥーを除去するのは実現性が極めて低いですが、万が一手に入ることがあっても、皮膚炎や感染症、ひどい化膿など治療が必要になってしまうため絶対に避けましょう。

タトゥーを自分で解決するには?

タトゥーを自分で除去する以外に見えないように対処する方法をご紹介します。

ボディメイクで隠す

コンシーラーやファンデーションなどを使用してボディメイクを施すことでタトゥーを目立たなくします。

メイク用品はドラッグストアやコンビニなどでも簡単に入手することができて便利です。

さらに「汗で流れ落ちないか心配」という人はウォータープルーフのタイプを選ぶことでメイクが崩れるのを防ぐことができます。

しかし、タトゥーの範囲が広い場合は全てボディメイクでカバーするのは難しく手間がかかります。

テーピングで隠す

テーピングやサポーターでタトゥーの部分を隠すのも一つの手段です。

ドラッグストアや100円均一ストアでも手に入れることができます。

どうしても隠さないといけないシーンなど緊急性を要する際の応急措置としておすすめの方法です。

長時間テーピングを使用してしまうとタトゥー部分がかぶれてしまったり、周りの人に違和感を与えたりする可能性があるため、長期的な使用はおすすめできません。

スプレーで隠す

タトゥーを隠したい人に向けて、ファンデーションスプレーなどが販売されており、簡単にタトゥーをカバーすることができます。

一般的なファンデーションやコンシーラーなどのメイクグッズで隠すよりも、広範囲でタトゥーを隠すことができるので、広範囲にタトゥーがある人におすすめです。

しかし広範囲をカバーする場合はすぐにスプレーが切れてしまうため、費用が多くかかってしまう可能性があります。

タトゥーは自分ではなくクリニックで除去

タトゥーを除去するのは自分ではなく、専門家がいるクリニックで行うようにしましょう。

安全が考慮された環境で除去を行うことが大切です。

タトゥー部分を削ろうとしたり、わざと火傷させたり、危険な行為を避けるようにしましょう。

状態が悪化してからの治療やアフターケアに余計に手間がかかってしまいます。

クリニックでタトゥーを除去するメリット

クリニックでタトゥーを除去するメリットとは一体何でしょうか?メリットをご紹介します。

短時間で除去できる

短時間でタトゥーを除去できてしまうのがクリニックで施術を行うメリットとして挙げられます。

タトゥー除去の施術方法によっても要する時間は異なりますが、皮膚切除による手術の場合でも30分から1時間程度で手術が完了し、長い時間を要しません。

手術を行なった7日から10日間後に抜糸を行います。

安全性

クリニックでタトゥー除去の施術を受ける最大のメリットと言っても過言ではないのが「安全性」です。

火傷をさせたり、削ったりする行為は激痛が伴い、衛生状態がよくないため感染症にかかる可能性があります。

さらに施術前のカウンセリングなどサポートが手厚いクリニックを選べば、手術前も安心することができるため、クリニック選びは慎重に行いましょう。

アフターケア

自分でタトゥーを除去をした場合は、アフターケアの正しい方法がいまいち分からないままケアを行なっていかなければなりません。

しかし、クリニックでタトゥー除去の治療を行うことでアフターケアもしっかりと行うことができます。

手術後に気になることがある場合でも、気軽に相談できる場所があるのとないのでは、安心感が大きく異なります。

池袋サンシャイン美容外科でタトゥー除去

池袋サンシャイン美容外科ではタトゥー除去の施術を行なっています。

「結婚が決まったけど相手の親にタトゥーを見られたくない」「就職活動でネガティブな印象を持たれたくない」などタトゥーを除去しようとする動機は人によって異なりますが、タトゥーで悩んでいる人に寄り添ったカウンセリングを行なっており、悩みや不安を相談することができます。

皮膚切除による手術

レーザー治療などでタトゥーの除去を行なっているクリニックもありますが、池袋サンシャイン美容外科は皮膚切除による手術を採用しています。

レーザー治療だと完全にタトゥーを消すことができなかったり、後々に腫れてしまうなどの症状が見られたり、懸念点が多数挙げられます。

もちろん、皮膚切除にも懸念点は同様にありますが、池袋サンシャイン美容外科は体への負担がより少ない皮膚切除を用いているのです。

まとめ

今回の記事では「タトゥーを自分で除去するのは危険?」「クリニックで除去するメリットとは?」とタトゥーを除去しようと情報を集めている人に向けて、タトゥーを自分で除去する危険性について詳しくご説明しました。

自分でタトゥーを除去するのは非常に危険な行為です。

感染症にかかったり、傷跡が残ってしまったりする可能性があります。

専門家がいるクリニックで安全な施術を受けるようにしましょう。

監修者情報

医療法人社団 栄真会
池袋サンシャイン美容外科

院長 鈴木 栄樹

日本美容外科学会正会員・認定医
日本美容外科医師会正会員
日本抗加齢医学正会員

<院長略歴>
95年 聖マリアンナ医科大学卒業
03-06年 医療法人博済会鈴木病院 美容外科外来開設
06年 池袋サンシャイン美容外科開設